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職場体験

城北中学校から、職場体験に女子3名と男子2名の計5名の中学生が来ました。
職場体験に病院を選んだ動機として、将来の夢の一つとして、看護師や医療現場で働きたいという思いがあるとのことです。
私が中学生の頃、職場体験という制度(?)もなかったし、多分もっと子供っぽかったように思います。しっかりとしてますねぇ。もう将来を見据えているとは…。

我々が看護学生だったころ、よく言われました「患者さんの気持ちに(立場)なる。」。いわゆる患者体験は大切です。
スル側が何気なく行っていることでも、サレル側は緊張や不安が交錯します。それを身をもって体験してもらいます。
「病院=車いす」は飛躍しすぎですが、患者さんのケアの一つとして代表格ではあります。


ちょっとした段差も、意外と動かなくなるんですよね。

そのちょっとした段差を越えるために前輪を上げられたり、斜めになったところを走行されると結構な恐怖感があります。そういった体験から患者さんへの声掛けの大切さや、どうすれば安全に安心感も与えられるかなと考えるようになります。車いすを押す側だけでは分からい事なのですね。生徒さんからも驚きの声も聴かれています。

「看護=シーツ交換」これも飛躍しすぎかもしれませんが、あながち遠くもありません。数ある看護援助の中でも標準的にTWO MAN CELLで意外と息が合ってないとスムーズにできない看護援助の一つでもあります。自身の方法のみならず、相手の動きを見て察する事や、相手に合わせていくといった力、又はリーダーシップをとり、声をかけながら作業をスムーズにこなす力などが集約されてもいます。先輩看護師さんたちのアドバイスを聞きスムーズにできています。

病棟レクリエーションに参加もしました。患者さんとの”ふれあい”の場面です。
私たちも患者さんと一緒に楽しむことで自然と笑みが見られます。まさに和顔愛語だとつくづく感じます。

編集の関係で写ってなかった方、ごめんなさい。お疲れ様でした。