先日、伊野町から奥に入って、土佐町に抜ける国道439号線を舞台に郷ノ峯ヒルクライムレースが開催されました。
このレースは、高知の老舗サイクルショップが中心に執り行っている、(私からすれば)超マニアックなレースです。当然参加者は脚に自信のある強者どもばかり、本来であれば私の出る幕もないようなレースではありますが、恥を忍んで出させていただきました。お陰様で己を知ることもでき、課題だらけではありますが、来年への目標ともなり、競技志向(志向だけですが…)に火が付きました。
スタートは一斉スタートではなく、1分ごとにスタートするタイムトライアル形式です。1人1人がスタートを切り、徐々に自分の番が来ます。緊張の瞬間が刻一刻と近づいてきます。参加者の中には中高生の姿も見えます。(高知では有名な私学進学校ですね…。)
平均勾配約4%弱の登り坂をただひたすら登り続けます。心拍が170に近づき、たった11㎞の道のりも長く感じられます。下写真はフィニッシュ地点で、完走した選手たちが今日の成果について雑談しています(たぶん)。
天気にも恵まれていたので、心地よい秋風で体を冷ましながら郷ノ峯を後にし、登るときには見られなかった山々の深緑を愛でながら帰路へとつきました。