Love&Happyブログ

№ 281 サイクルトレイン乗ってみたかった…。前編

№ 280のブログはある意味病院イベントなので、どちらかと言えばブログではなかったのです。本来のブログで言えば№ 279が前回のブログで、なんと9月からアップが無かったのですねぇ。
その間も多動症の私は、自転車で今治~尾道ルート再挑戦やいつもの斗賀野峠攻め、大歩危往復などなど、しっかりと多動ってます。
 ある日、自転車SNSのフォローワーさんがサイクルトレイになるものを写真でアップしているのを見て、私も乗ってみたいと思ってしまい、行くチャンスをうかがっていました。

 ここで、鉄道と自転車事情をあまりご存じでない方のために少し説明させていただきます。
本来自転車は鉄道にそのまま載せることができません。ではどうするのか?
聞いたことがある方もいると思いますが“輪行”という裏ワザがあります。“輪行バック”なるものに自転車を解体し、その袋に入れられれば、追加料金もなく手荷物として列車に乗車できます。もちろん、普通の席に座り移動ができますので、車を使わなくても(車を使った場合、駐車場所から遠くにサイクリングしても、車の場所に戻らなければ帰宅できない。自転車での行きっぱなしができない欠点がある)遠方(極端に言えば北海道でも…)でのサイクリングが可能です。
 輪行いいとこどりじゃん!と思うかもしれませんが、少し欠点もあります。自転車をバラすのが面倒&バラしてある間、壊れやすい部品が出てくる。サイクリングの際に輪行バックを持ち運ばないと行かないといけなくなる。
なので輪行バックは薄くて軽量=自転車の保護が弱い=人や列車にぶつかると傷つきやすく壊れやすい。などがあげられます。そういった面倒なことを取っ払い、自転車がそののまま列車に乗れ、且つ追加料金なしで乗車できるのがサイクルトレイということになりますね。

サイクルトレインをネットで調べると、四国で数か所出てきます。自転車SNSのフォロワーさんは香川の方で、香川のサイクルトレインでした。サイクリングする目的地とそのサイクリングする距離などによって利用する鉄道が変わってきます。私の場合、①できれば高知、②サイクリング距離とりあえず100㎞前後、③目的と会った利用時間(時刻)で鑑みると、予土線のサイクルトレイになりました。窪川ー宇和島間を土日限定で1日3本、乗車料金は片道約2000円というものでした。窪川から乗車か、宇和時からの乗車か悩みましたが、宇和島グルメを少し楽しみたいと思い、窪川→宇和島を自転車、宇和島→窪川をサイクルトレイの計画を立てました。
 車に自転車を乗せ出発、道の駅あぐり窪川にデポし、そこから自転車でスタートです。窪川駅を横目に約95㎞のサイクリングの始まりです。

スタートは朝6時過ぎ、気温は約10度と肌寒く、上下サイクルジャージは冬仕様で暴風対策を行ってきたので、寒さを感じることはありません。時速30㎞で進んでも汗をかかないほど、ひんやりとした空気です。天気予報は全国的に晴れるはずでしたが、さすが霧の町窪川だけあって、空はどんより?ガスっており、太陽の気配はありません。これは気温は上がらないなと思いながらペダルをこぎ続けました。車で走ったことがある方も多いと思いますが、道路はきれいで走りやすい道です。
窪川を抜ける頃には少し暖かくなるかなと思いつつも、行けども行けども一向に青空は見えてきませんでした。鬼北町に入る頃(宇和島まであと20㎞)に急に青空と、強い日差しを感じ、冬仕様のジャージがやばいと感じ始めました。…後編へ続く。