写真1枚目中央水平線より少し上に見える赤っぽい星がカノープス（南極老人星）です。
カノープスは夜空に見える星としてはシリウスに次いで全天2番目に明るい星です。しかし、南の空低く大気の影響で赤っぽく短時間しか現れず、めったに見られないことなどから一般的にあまりその存在を知られていません。
中国では地平線近く現れるこの星を「南極老人」または「老人星」と呼びこの星を一度見た者は長生きするという言い伝えが残っています。
カノープスは、真南が水平線や地平線付近まで開けている所で、出来るだけ高い所、街明かりが少ないところで探すと見つけることができると思います。時期は2月～3月、南中時間は2月は21時頃。南中時間は少しずつ早くなり3月には20時頃になります。観測できるのは、南中時間前後30分位がよく見えます。
3枚目の写真は、北斗七星が縦に並んでいたので写してみました。

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